Cutting Machine。
本日AIZACに持ち込まれた写真の機械。
これ一体何だと思いますか?
実はレコードプレスなんです。
一体どんな役割を担っているかといえば・・・。
デジタル音源からアナログ盤を作るための機械なんです。
あたかも時代に逆行しているように見えるこの機械。
だけどアメリカでは昨年CDの売上が14.5%減少した反面。
アナログ盤の売上が32%も増加したらしいです。
勿論、絶対数の差はありますし、いつまでもこのままのトレンドが続く訳でもないでしょう。
でも。
本物志向のユーザーが原点回帰をし始めたいう流れが生まれているのも揺るぎない事実。
未来を切り開く新しい技術。
古くからの伝統を大切に守り続けて来た本物の匠の業。
そのどちらもが受け入れられるからモノづくりの世界は面白いし奥が深いし、それでいて実のところ新しいガジェットもどこか温かみをもった使い方が必ず存在します。
新旧双方の要素が共感を生む世界なんてそう滅多にありませんよね。
この物珍しい機械を目の当たりにして、そんな想いを頂いたのでした。